【経営改善計画策定支援】リフォーム工事業の事例

企業規模・業種

売上約2億円 従業員5名のリフォーム工事業

相談内容

コロナ禍で工事が予定通り進捗せず、入金が遅れている。借入金の返済負担も重く、資金繰りが苦しいので改善をしたい。

支援内容

まずは資金繰りの状況を確認するため、資金繰り予定表を作成し資金計画を策定しました。現状のままだと4~5か月後には資金ショートのおそれがあったため、メインバンクにリスケジュールの申し込みを行いました。それと同時に経営改善計画の策定に着手。代表者とのディスカッションを行い資金繰りが苦しくなった原因を分析しました。工事着手時に前受金をもらえていなかったこと、請求業務の遅れにより入金が遅れていたこと、営業活動が実質的に行えていなかったこと、見積の積算方法の問題など売上や粗利、資金繰りに悪影響を及ぼしていた原因を抽出。改善策の実行支援も行いました。

支援の成果

経営改善計画を金融機関に提出。合意を得て元本返済を停止することができ、じっくりと経営改善に取り組めるようになりました。売上は回復途上ですが、入出金管理徹底と見積価格の見直しにより資金繰りと粗利は改善が見られてきています。今後も伴走支援を行い、経営状況についてモニタリングを行っていく予定です。